日本の民主主義を立て直す

「白紙委任はしない」ことこそ、日本の民主主義をつくっていく上で最も重要なこと

このエントリーをはてなブックマークに追加

土居丈朗氏(慶應義塾大学経済学部教授)

 私たちは政治家に白紙委任はしない、という言論NPOの呼びかけに私も賛同します。

 政治不信の1つの表れとして、投票率が低いという話があります。しかし、私は、それは間違っていると思っています。どういうことかと言うと、棄権をするときには、もちろん色々な思いを込めて棄権をするのかもしれませんが、棄権をするということは、政治家に不信感を突きつけるということにはなっていないわけです。その時々の投票した人の多数派に全権委任してしまっている、ということで本当にいいのでしょうか。

 むしろ、棄権はしない。自らの意見をきちんと表明する、特に、この政治家ならば将来を託せる、と思える人を何とか色々な情報を得ながら選んで、その人に投票するということをしていくことを通じて、初めて、政治家にきちんとモノが言える。そういうことになるのではないかと思っています。

 そういう意味では、「政治家に白紙委任はしない」ということは、これからの日本の民主主義をつくっていく上でも重要だと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加

言論NPOの活動は、皆様の参加・支援によって成り立っています。

寄付をする

Facebookアカウントでコメントする

Facebookアカウントがない人はこちらからご投稿下さい。

コメントする

初めての方へ

「日本の民主主義を立て直す」の考え方、活動例

言論NPOは、日本の民主主義を機能させるため、政治の仕組みやメディアが抱える問題点を議論し、解決策を模索していきます。同時に、こうした課題に関して市民一人ひとりが学び、考え、国民的な議論が巻き起こるような仕組みづくりを目指しています。

また、日本の非営利組織が市民とのつながりを強化して、課題解決に自発的に取り組む市民の受け皿となることを目指し、体系的な基準のもとに優れたNPOを表彰する取り組みを行っています。

アクセスランキング

  1. 主要7政党のマニフェストは課題解決のプランとしては不合格~2017年衆議院選挙 マニフェスト評価 総論~
  2. 2017年衆議院選挙マニフェスト評価基準
  3. 「衆議院選挙で各党は日本の課題にどう向かい合っているのか」自民党編
  4. 「衆議院選挙で各党は日本の課題にどう向かい合っているのか」希望の党編
  5. 「衆議院選挙で各党は日本の課題にどう向かい合っているのか」公明党編

言論NPOは多くの方のご支援や協力に支えられています

カテゴリー一覧

ソーシャルでつながる

言論ブックショップ

未来選択:マニフェスト評価専門サイト

東京-北京フォーラム公式サイト

エクセレントNPO


ページトップに戻る