茂木 友三郎

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発言

 言論NPOが8周年を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。工藤代表が、2001年11月の設立以来「しっかりとした議論、そしてしっかりとした議論の舞台から強い民主主義をこの国に作る」ことを旨とし言論NPOの活動を展開してこられたことに、敬意を表したいと存じます。

 我が国の政治においては政権交代が起きたものの、真に「緊張感を持った二大政党制」が実現するには今暫く年月を要すると思われます。一方では、ともするとポピュリズムに流されがちな近頃の風潮に危惧すら憶える時があります。

 政策を「しっかりと議論」することにより政策本位の政治を実現し、我が国を「強い民主主義」国家とすべく、工藤代表ならびに言論NPOにはより一層の活躍を期待いたします。

茂木 友三郎
キッコーマン株式会社 代表取締役会長CEO


慶應義塾大学法学部卒業。1961年米国コロンビア大学経営大学院卒業。1995年キッコーマン㈱代表取締役社長CEO就任、2004年より現職。現在、行政刷新会議議員、新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)共同代表、経済同友会終身幹事、日本米国中西部会会長などを務める。