加藤 紘一

加藤 紘一氏発言

 言論NPOの日頃の活動は、常に中立・公正を旨とし、日本の言論界を牽引する大きな動力であると、深く敬意を表する次第です。

 設立以来、政治に対して常に手厳しいのですが、私はさまざまな調査や評価などその活動を常に注視して参考にしています。特に2005年から始まった「東京-北京フォーラム」は、工藤代表が種を蒔き、芽吹き、大輪の花を咲かせました。アジアを取り巻く情勢が大きく変わろうとしている中、民間交流の力で、日中関係の未来が前向きにしっかりと議論されていくことに大きな期待を寄せております。

 日本の政治の現場を振り返れば、与野党間の徹底した議論はまだまだこれからです。民主主義は、様々な立場の多様な議論により醸成されるものですから、国会議員一人一人がしっかりと見識を持ち発言しなければなりません。このサイトをご覧の皆様からも政治に、経済に、そして言論NPOにも、辛口のご意見をお願いいたします。

加藤 紘一
衆議院議員


1964年東京大学卒業後、外務省入省。退官後、72年衆議院議員初当選。防衛省長官、内閣官房長官、党幹事長などを歴任。現在12期目。2008年から日中友好協会会長に就任。