北城 恪太郎

北城 恪太郎氏発言
 
 言論NPOは他分野のオピニオン・リーダーの方々に支えられて活動されています。そして言論NPOの意見が多くの社会的に影響力のある人に伝わっていることが、非常に大きなことだと思います。

 経済同友会では工藤さんたちとともに、マニフェストの重要性について意見表明をしていきました。また言論NPOは、近隣諸国、特に中国との良好な関係構築についても、お互いに誤解がある中を、相互の理解を高めるための活動に大変熱心に取り組まれたといことで、これは大変貴重なことだと思います。

 いろいろの反論はあるにせよ、自由な意見を表明する中で政策が立案される場としての言論NPOの役割は非常に重要です。これからも、圧力に屈せず、見識の高い意見を表明し、日本の世論形成に貢献していただきたい。



北城 恪太郎
日本アイ・ビー・エム株式会社最高顧問

1944年生まれ。67年慶應義塾大学工学部卒。72年カリフォルニア大学大学院(バークレー校)修士課程修了。67年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。93年同社代表取締役社長、99年12月代表取締役会長に就任、2007年より現職。99年11月から2003年3月までIBMアジア・パシフィックのプレジデントを務めた。03年から07年まで経済同友会代表幹事。