第4回 東京‐北京フォーラム」 公式サイトオープン

2008年8月22日

 認定NPO法人言論NPO(代表:工藤泰志)は、「第4回 東京‐北京フォーラム」の特別サイトをオープンしました。

 言論NPOとチャイナデイリー(中国日報社)が主催し、9月15日(月)~17日(水)に開催される「第4回 東京‐北京フォーラム」まで1カ月を切りました。北京オリンピックも終盤に差し掛かり、その後の中国の動向に注目が集まる中、現役の閣僚を含めた50人規 模の大訪日団が来日することもほぼ確定しました。

 そこで、既存の言論NPOのサイトから、東京‐北京フォーラムのコンテンツを独立させ、新たに公式サイトをオープンし、様々な議論や発言を本ペー ジを通じて発信していきます。また、クリックアンケートを設け、訪問者への意見を聞きながら、今後のフォーラムでの議論作りや運営に活かしていきます。

 本フォーラムは2005年より10年間継続されることが決定しています。新サイトでは、第4回東京‐北京フォーラムのみならず、今後開催される フォーラムの議論やその内容を継続的に公開していきます。さらに、日中やアジアの課題に関しても継続した議論を行い、課題解決に向けた取り組みを行ってい きます。また、2005年から両国で行っている共同世論調査の内容も公開しており、日本と中国の世論調査結果の動向を比較・検討することができます。

公式サイトでの今後の展開

 開催までに実行委員会の役員にインタビューを行い、本フォーラムへの意気込みなどを掲載していきます。同時に、各分科会の見どころやパネリストの 紹介、分科会ごとの座談会の模様をまとめた記事を随時アップしていきます。また、日中共同世論調査の結果概要も、本ページで公開します。

 当日は、全体会議やランチフォーラム、各分科会の模様をまとめた記事を掲載します。同時に、発言録や議事録、動画もアップし、フォーラムに参加で きない方にも臨場感を味わってもらうため、随時更新していきます。また、「メディア対話」をWebで公開するにあたっての、参加者募集や告知も行っていき ます。フォーラム当日を含め、本ページを軸に、東京‐北京フォーラムについての様々な情報を発信していき、充実したページを作っていきます。

 

フォーラム概要

大会名:「第4回 東京‐北京フォーラム」
主催:認定特定非営利活動法人言論NPO、中国日報社(チャイナデイリー)
日時:9月15日(月)~17日(水)
会場:椿山荘東京(東京都文京区関口2-10-8)
内容:2日目全体会議
    2日目ランチフォーラム(中国の政治・経済運営に関する講演)
    2日目分科会 (環境、食料、地方、安全保障、経済、政治、メディアの計7分科会)
    3日目全体会議、記者会見(全体会議での共同声明を発表)

 

「東京-北京フォーラム」とは

 本フォーラムは、2005年夏、反日デモ直後の北京で、非営利組織である言論NPO、中国4大メディアの一つチャイナデイリー及び北京大学が共同 で立ち上げました。フォーラムは、日中間で毎年行われる共同世論調査を軸に、両国民の意識を取り入れ、日中間の課題に正面から向き合い、本音で対話する議 論の舞台を民間で作り出すことを目的にしています。中国ではこれを「公共外交」の舞台とし、国務院新聞弁公室や対外友好協会が全面的にバックアップしてお ります。これは民間対話の舞台としての役割だけでなく、政府関係者なども加わり、共通の課題解決のために討議する場という意味でもあり、トラック1.5と 位置付けられています。参加者は両国の有識者、政治家、メディア関係者など各界を代表するオピニオンリーダーです。東京と北京で毎年交互に開催されてお り、2015年まで継続して行うことが合意されています。これまでに3回にわたって開催されています。

 特に、第2回大会(2006年8月)は、外交を停止状態に追い込んでいた日中関係を改善へと動かす歴史的会議となり、安倍政権発足直後の、5年ぶりとなる首脳会議(2006年10月8日)へ道を開きました。