「言論外交」の展開はアメリカへ

2014年5月12日

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「言論外交」の展開はアメリカへ


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工藤:工藤です。今、成田空港にいて、これからニューヨークとワシントンに向かいます。今回の訪米は、世界23カ国のシンクタンクのトップが集まる、CoC(カウンシル・オブ・カウンシルズ)という会議に参加するためです。今回の会議を機に、私たちが今進めている「言論外交」、東アジアの安定した秩序づくりのための対話の枠組みに、アメリカにどのようにして関わってもらうのか、いろいろな人たちと協議することになっています。

私たちはこれまで、政府間外交が機能しない中で、東アジアに何とか平和的に環境をつくろうと日本と中国、日本と韓国の対話に、民間の力で取り組んできました。この取り組みをより発展させてマルチな対話を行ったり、課題に関してアジアを取り巻く多くの人たちが、いろいろな考え方をどんどん表に出すような形で、対話をしてみたいと思っています。

世界は、東アジアの不安定な状況を非常に心配しています。私たちはこのような状況を解決しようという意思を持っていますし、その取り組みに世界の多くの有識者に参加してもらおうと思っています。

明日から10日間アメリカに滞在し、いろいろな人たちに会ってこようと思っています。その内容は、逐次、報告させてもらおうと思っています。