日本の将来を提言する

安倍政権5年(2017年)[ 政権実績評価 ]について

安倍政権の実績評価11分野の平均点は2.4点(昨年2.7点)に下落
~全体的には総じて高い点数を維持しているも、各分野は下落傾向にある~

 安倍政権が発足から4年9カ月の実績評価、11分野の平均点は5点満点で2.4点となり、昨年末の4年評価の2.7点に比べて0.3点下がりました。昨年より評価が下がったのは、財政分野(0.7点)政治・行政・公務員制度改革(0.4点)を始め7分野に及びました。
 しかし、今回の評価を歴代政権と比べると、4年9カ月たった今も高い水準で推移しています。
                                      ⇒ 結果詳細はこちら

【安倍政権実績評価結果の推移】(全11分野の平均)

安倍政権 4年9ヵ月
安倍政権 4年
安倍政権 3年
安倍政権 2年
安倍政権 1年
2.4下
2.7点
2.7点
2.5点
2.7点

経済再生
財政
社会保障
外交・安保
エネルギー・環境
地方再生
2.6下
4年評価:2.7点
3年評価:2.8点
2年評価:2.8点
1年評価:3.2点

2.0下
4年評価:2.7点
3年評価:2.25点
2年評価:2.0点
1年評価:2.7点

2.3下
4年評価:2.4点
3年評価:2.25点
2年評価:2.0点
1年評価:2.3点

3.3下
4年評価:3.4点
3年評価:3.6点
2年評価:3.2点
1年評価:3.1点

2.3下
4年評価:2.5点
3年評価:2.2点
2年評価:2.0点
1年評価:2.6点

2.5
4年評価:2.5点
3年評価:2.4点
2年評価:2.0点
1年評価:2.2点

復興・防災
教育
農林水産
政治・行政・公務員改革
憲法改正
2.4 同じ
4年評価:2.4点
3年評価:2.3点
2年評価:2.8点
1年評価:3.3点

2.8
4年評価:2.8点
3年評価:2.8
2年評価:2.9点
1年評価:3.0点

2.3下
4年評価:2.4点
3年評価:2.6点
2年評価:3.2点
1年評価:3.3点

2.3下
4年評価:2.7点
3年評価:2.7点
2年評価:3.0点
1年評価:2.7点

2.0
4年評価:2.0点
3年評価:2.0点
2年評価:2.0点
1年評価:2.0点


【言論NPO座談会】
アベノミクス実績と今回の衆議院解散で説明すべきこと 

 安倍政権は発足以来、「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「成長戦略」の三本の矢からなるアベノミクスを推し進めてきました。2015年9月には、「アベノミクス第二ステージ」として、一億総活躍社会をキャッチフレーズに、「名目GDP600兆円」、「希望出生率1.8の実現」、「介護離職ゼロの実現」を掲げる新三本の矢を公表し、様々な取り組みを行ってきました。安倍政権誕生後4年9カ月を経てアベノミクスの実績を検証すると同時に、今回の選挙で有権者は経済分野で各党の政策の何を見ればいいのか。そうした観点から、日本総研副理事長の湯元健治氏、富士通総研エグゼクティブ・フェローの早川英男氏と東短リサーチ社長でチーフエコノミストの加藤出氏の3氏と議論しました。  ⇒ 報告をよむ / ⇒ 議事録をよむ 


今回の選挙で政治は、外交・安全保障分野で有権者に何を語るべきか

 言論NPOは、10月22日の衆議院の投票日に向けて、様々な判断材料を提供しています。
今回は、言論NPOのマニフェスト評価委員でもある慶應義塾大学総合政策学部准教授の神保謙氏には、外交・安全保障分野において、今回の選挙で政治家は有権者に何を示さなければならないのかを、アドバイザリーボードメンバーで元駐中国大使の宮本雄二氏には、今回の選挙で政治は、北朝鮮問題について何を国民対して約束すればいいのか、インタビューしました。

【インタビュー】
北朝鮮の脅威という国難に対して、政治は選挙で国民に何を伝えるべきか


宮本雄二
(宮本アジア研究所代表、
元駐中国大使)
⇒ 報告をよむ

【インタビュー】
外交・安保分野の課題を解決するため、各党は「構想力」を競い合え


神保謙
(慶應義塾大学総合政策学部
准教授)
⇒ 報告をよむ


【言論NPO座談会】
政治は社会保障問題で有効な解決策を打ち出せるのか  

 日本では急速に進む高齢化が進み、社会保障分野は非常に重要な課題です。言論NPOが7月に公表した世論調査結果でも、国民の6割が日本の将来に不安を感じており、その理由として、8割の人が少子高齢化という将来に対して適切、有効な政策が打ち出されていないと不安を挙げていました。
 今回は、社会保障の問題が、今度の選挙でどのように取り上げられ、対策が講じられていくのか、法政大学経済学部教授の小黒一正氏、立教大学大学院特任教授の亀井善太郎氏、明治大学政治経済学部教授の加藤久和氏の3氏と議論しました。                 ⇒ 報告をよむ / ⇒ 議事録をよむ


有識者・専門家333氏の安倍政権の通信簿と日本政治の評価

 言論NPOは、企業経営者や幹部、学者・研究者、メディア幹部等、NPOなどの団体幹部など言論NPOの議論や活動にご協力いただいている方々を対象に、安倍政権の実績と日本の政治に関するアンケートを実施し、333氏から回答を得ました。その集計結果を公表しました。
 その結果、安倍政権4年9カ月の「首相としての資質」は5点満点で2.6点、「主要政策課題37項目の実績」は5点満点で平均2.40点といずれも前回調査から後退するという結果になりました。
 また、野党の再編の動きや日本の政党政治の今後にも厳しい指摘が相次いでいます。            ⇒ 詳細はこちら


今こそ、有権者はこの国の民主政治のため主権者として選挙に参加すべき この国の課題解決に真剣に向かわない、自己都合の政党、候補者に将来は委ねられない

kudo.jpg 安倍首相はこの国は「国難」に直面していると言います。北朝鮮と少子高齢化。その影響は私たちの生活にも直撃し始めています。危機認識自体は、私たち言論NPOも同じです。
 しかし、その国難の中で、日本の政治は私たちに何の信を問うているのか。今回の選挙では未だにそれが見えません。
 北朝鮮に核保有を認めないために戦争も含めた対応を政府に一任することなのか。消費税の使い方の変更なのか。この国の将来に向けた明確な対立点が見えないまま、解散は野党の離合集散の動きを促しました。メディアでは、政権選択の3局が出揃ったとの論調があります。しかし、その三極は今回の選挙で目前に迫った日本の平和への危機や、急速に進む高齢化や人口減少に有効なプランを提示して、政権を争うわけではありません。
 言論NPOがこの7月に行った世論調査では6割がこの国の将来に不安を感じています。
 その9割が人口減少と高齢化に、有効な対策が示されていないことに不安を覚え、しかもその解決を政党に期待できないという人が全体の半数を超えていました。
 私たちがこの選挙で正さなくてはならないのは自分の政権や政治家としての延命、さらには国民の不安だけを利用する現状のこうした政党政治そのものなのです。
 この国の課題や国民に向かい合う、民主政治をこの国に実現する。そのためには、私たち有権者自身がより強くならなくてはなりません。そのための武器となる判断材料、議論をこの選挙期間中に様々な形で皆さんに提供します。

テーマ[安倍政権5年(2017年)]のこれまでの記事

初めての方へ

「日本の将来を提言する」の考え方、活動例

財政破綻の回避や急速な少子高齢化への対応といった日本が直面する課題に対して、今の政治は本質的な解決策から逃げている状況です。言論NPOは、政治家を選ぶ有権者の側が、この国の未来に対する当事者意識を備えなければいけないという考えのもと、政権や政党の政策が課題に向かい合うものになっているかどうかを定期的に評価し、有権者に判断材料を提供しています。

また、日本の将来像を見据えた政策を有権者の立場に立って議論し、政治に提案する取り組みの実現を目指しています。

アクセスランキング

  1. 北朝鮮問題の解決を日米の両国民はどう考えているのか~言論NPOと米・メリーランド大学の第2回日米共同世論調査 ~
  2. 「日米共同世論調査をどう読み解くか」~渡辺靖・慶應義塾大学SFC教授に聞きました~
  3. 1時間後に迫った米朝会談の行方~日米共同世論調査から読み解く~
  4. 【緊急企画】フォーラム「米朝会談の結果をどう読み解くか」をインターネット中継します
  5. 言論スタジオ「米中貿易戦争と自由貿易体制の行方」

言論NPOは多くの方のご支援や協力に支えられています

カテゴリー一覧

ソーシャルでつながる

言論ブックショップ

未来選択:マニフェスト評価専門サイト

東京-北京フォーラム公式サイト

エクセレントNPO


ページトップに戻る