世界の課題に挑む

東京会議について

「東京会議2020」未来宣言を採択しました 

 言論NPOは2月28日から3日間にわたり、G7各国にインド、シンガポール、ブラジルを加えた世界10カ国のシンクタンクが参加する「東京会議2020」を開催しました。
 今回の「東京会議」での最も重要な成果は、世界のシンクタンクが、米中対立が厳しくなり世界経済の分断が否定できない中でも、リベラル秩序を守りぬくという決意を10カ国のシンクタンクが合意したことです。
 そして、10カ国のシンクタンクが合意した宣言文を、今年のG7議長国であるアメリカ政府を代表して、駐日米国大使の代理でニコラス・ヒル主席公使に手渡しました。  続きはこちら
              閉幕式の模様はこちら /  「東京会議2020」未来宣言全文はこちら

「#私たちは世界を分断させない」
世界のシンクタンクトップが自由な国際秩序と多国間主義、
民主主義を守る決意を語りました

 新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、今回の「東京会議2020」には様々な困難がありました。しかし我々は、こうした状況だからこそ、世界の困難に向かい合う議論をきちんと行うべきだと考え、開催に踏み切りました。  世界のシンクタンクトップらは、こうした中でも、この会議のためだけに来日を決め、また、来日を断念せざるを得なかった参加者も、急遽ビデオメッセージを寄せるなど、宣言づくりに加わってくれました。

 彼らはどのような思いで「未来宣言」をまとめたのか。世界の自由な秩序や多国間主義、民主主義を守ることへの強い決意を語ってくれました。

HIR_1121.jpg世界の自由と民主主義を守り日本が役割を果たすため、「東京会議」をさらに大きな動きに
工藤泰志(日本/言論NPO代表)
HIR_2518.jpg米国は、同盟国や友好国の協力という中国にはないアセットを大事にすべき
ジェームス・M・リンゼイ(アメリカ/外交問題評議会シニアバイスプレジデント)
111.jpgリベラルなシステムこそ、私たちの未来
ロビン・ニブレット(イギリス/王立国際問題研究所(チャタムハウス)所長)
HIR_2551.jpg大国間競争の中で我々の価値観を守るためにも、民主主義国が自らの競争力を高める必要がある
フォルカー・ペルテス(ドイツ/ドイツ国際政治安全保障研究所(SWP)会長)
0d0bd3f81cfa9889218e0d7af5435d6ebc524769.jpgコロナウイルスで米中が実際に分断する局面だからこそ、顔を合わせて課題に向かい合う議論をすることが大切 ロヒントン・メドーラ(カナダ/国際ガバナンス・イノベーションセンター総裁)
HIR_2527.jpg世界秩序で米国以外の国が大きな役割を果たす必要性を、トランプ大統領が気付かせてくれた
サンジョイ・ジョッシ(インド/オブザーバー研究財団 理事長)
HIR_1360.jpg大国の利益にはならないという状況を、周辺国が連携して作れるかがカギ
オン・ケンヨン(シンガポール/ラジャラトナム国際研究院(RSIS)副理事長)
_DZB1636.jpg米中の地政学的な緊張を解決するためには、お互いが共有できる世界観が必要
カルロス・イヴァン・シモンセン・レアル(ブラジル/ジェトゥリオ・ヴォルガス財団(FGV)総裁)

「東京会議2020」3月1日(2日目) 議論報告

 3月1日、言論NPOが主催する「東京会議2020」は、第10代ドイツ連邦共和国大統領のクリスティアン・ヴルフ氏、インドネシアの元外務大臣のハッサン・ウィラユダ氏、フランスの元外務大臣のユベール・ヴェドリーヌ氏がそれぞれ基調講演。
 これを受けて、「民主主義各国に求められる責任とは」をテーマにパネルデスカッションが行われた。議論では、既存の秩序をバージョンアップすることの必要性、その中に米中を共存させること、また10年後の新しい秩序作りに向けて、今動き出すべきなど、活発な意見交換がなされました。 その後、3日間にわたる議論を踏まえた「東京会議2020」未来宣言を採択し、閉幕しました。
⇒基調講演の詳細はこちら
⇒パネルディスカッションの詳細はこちら

「東京会議2020」2月29日(1日目) 議論報告

 コロナウイルスが流行する中、世界のシンクタンクのトップが東京に集まり、米中対立の出口や、目指すべき国際秩序の姿について議論。
 参加者間では、こうした状況だからこそ、多国間連携や民主主義の強靭さを試す局面で、リベラル秩序のもと米中や世界が共存する道筋を探る必要があるとの認識で一致した。
セッション1「米中対立の出口と共存の在り方をどう描くか」
セッション2「米大統領選挙の意義と目指すべき国際秩序」


米中対立が続く中、日本の有識者は日本のリーダーシップに期待する声が6割に
 ~米中対立や米大統領選、国際秩序の今後に関する 有識者調査結果公表~

 言論NPOは「東京会議2020」の開催に先立つ2月27日、深刻化する米中対立や米大統領選の行方が国際秩序に与える影響、自由や民主主義、そして多国間主義に基づく国際秩序を守り発展させるために何が問われているのか、について実施した有識者調査結果を公表した。 ⇒ こちら

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言論NPOは、世界各国が共有するグローバルな課題の解決に向け、世界の主要シンクタンクによる国際会議に参加して議論を行っています。こうしたネットワークを活用し、日本国内においても有識者と連携した議論形成を目指すと同時に、議論の内容を英語で公開し、日本の多様な意見を世界に発信しています。2016年には、国際シンポジウム「東京会議」を開催し、世界のシンクタンクと地球規模課題について議論を行います。

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