日本の民主主義を立て直す

言論NPO成立16周年記念パーティー報告

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⇒ 今、民主主義に何が問われているのか ~アドバイザリーボード公開ディスカッション報告~
⇒ 民主主義の危機の乗り越えるための流れを作り出すスタートに ~記念フォーラム報告~
⇒ 民主主義を通じて課題解決に挑んでいくサイクルを作り出す ~オープニングフォーラム報告~

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 言論NPOが設立16周年を迎えた11月21日、記念フォーラム終了後、パネリストや言論NPOの会員や協力者、約100人が集まり、16周年パーティーが開催されました。

YKAA0521.jpg まず、言論NPOアドバイザリーボードである川口順子氏(明治大学国際総合研究所フェロー)が開会の挨拶に立ち、言論NPO設立記念パーティーの出席者に感謝の意を表明しました。その上で、川口氏は民主主義を維持するためには、国民が自分で考えることが重要であり、その判断材料を提供していく言論NPOの活動は非常に有意義だと指摘。「引き続き、言論NPOを支援していきたいし、多くの人のご支援をお願いしたい」と挨拶しました。

YKAA0528.jpg 続いて、言論NPOアドバイザリーボードの明石康氏(国際文化会館理事、元国連事務次長)は、言論NPOは核心的な議論と様々なアングルから、国内外で直面している課題について肉薄しようとうする活動である、とこれまでの言論NPOの活動を回顧。そして、言論NPOが今後もさらなる影響力を持ち、その役割を大きな形で継続していくために、工藤のリーダーシップに期待を示しました。

YKAA0548.jpg その後登壇したアドバイザリーボードの宮本雄二氏(元駐中国大使、宮本アジア研究所代表)は、工藤と北京で出会った当時を振り返り、「東京-北京フォーラム」への支援だけではなく、民主主義を強くしていくことへの熱意とその重要性に共感し、言論NPOへの協力を始めたことを紹介。そして、宮本氏は、記念フォーラムの参加者への感謝を述べると同時に、国際的な視野で日本を考えていくことの必要性と言論NPOのさらなる発展を記念して、乾杯の発声を行いました。

YKAA0564.jpg 続いてあいさつに立ったアドバイザリーボードの武藤敏郎氏(大和総研理事長)は、自身が所属する大和総研は企業に依存したシンクタンクだが、言論NPOはアメリカの外交問題評議会(CFR)やイギリスのチャタムハウスなどと同じように、日本でも類を見ない独立したシンクタンクと紹介。但し、海外のシンクタンクと違い、お金がないことが最大の欠点であり、今後、経済基盤をしっかりするためにも、多くの人々の支援が必要不可欠だと語り、会場の参加者に支援を呼びかけました。

YKAA0586.jpg その後、言論NPO代表の工藤泰志が決意表明を行いました。その中で工藤は、現在、世界秩序が不安定化し、北朝鮮問題を始めとして北東アジアの平和構築が困難な状況になるなど、歴史的な局面に直面していると強調しました。こうした課題を解決するためには、日本の知識層が新たな視点を持って考え、評論家になるのではなく、課題解決に挑んでいくことが必要であり、言論NPOがそうした舞台を提供したい、と語りました。そして、3年後には若い世代も入れる体制を整備し、日本の発言力を高めていくようなインフラとしての言論カウンシルを創設したいとの意気込みと決意を語りました。

YKAA0593.jpg 続いて、アドバイザリーボードの長谷川氏は、「東京-北京フォーラム」や、今年3月に立ち上げた世界10カ国のシンクタンクが集まる「東京会議」など、言論NPOの成功事例を挙げつつ、武藤氏同様、言論NPOの財政基盤の弱さを指摘しました。その上で、長谷川氏は、東京都中央区が新たに始める「ふるさと納税」を利用した寄付金制度が立ち上がることを紹介、会場に集まった参加者に対して、こうした制度も活用しながら、言論NPOの活動を支援してほしい、と呼びかけました。

 その後の歓談中も、各界の識者や、今回のフォーラムに参加したパネリストから祝辞や、言論NPOに対する期待が寄せられるなど、盛況のうちに16周年パーティーは幕を閉じました。
(みなさんからいただいた挨拶は、後日追記いたします)

 言論NPOは17年目に入り、「民主主義を強くする」というミッションの下で、今後の果敢に挑戦を行なっていきます。引き続き、私どもの活動にご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。


文責:東條慎之佑(言論NPOインターン)

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また、日本の非営利組織が市民とのつながりを強化して、課題解決に自発的に取り組む市民の受け皿となることを目指し、体系的な基準のもとに優れたNPOを表彰する取り組みを行っています。

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