【座談会】構造改革の疑問に答える

2001年9月13日

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竹中平蔵 (経済財政政策担当大臣)
たけなか・へいぞう

1951 年生まれ。一橋大学経済学部卒。日本開発銀行、大蔵省財政金融研究所研究官、ハーバード大学客員准教授、慶応義塾大学総合政策学部教授などを経る。経済戦略会議、IT 戦略会議の主要メンバーとして政策提言を行い、テレビ・雑誌など幅広い分野でも活躍してきた。主な著書に『研究開発と設備投資の経済学』、『対外不均衡のマクロ分析』、『経世済民―経済戦略会議の180日―』、『経済ってそういうことだったのか会議』(共著)、『みんなの経済学』など

要約

1. 現在のような厳しい経済状況下では、サプライサイドの構造改革のみではリスクが伴うのではないか、あるいはマクロの需要政策を組み合わせないと構造改革の実行は難しいのではないか、という主張がなされていますが、いかがでしょうか。

2. 竹中さんの考える構造改革のシナリオとはいかなるものか。

3. マーケット側からの構造改革のスピードが遅いという批判にどう応えるか。


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現在のような厳しい経済状況下では、サプライサイドの構造改革のみではリスクが伴うのではないか、あるいはマクロの需要政策を組み合わせないと構造改革の実行は難しいのではないか、という主張がなされていますが、いかがでしょうか。