「日本の知事に何が問われているのか」アンケート 回答者の発言/21~40人 を公開します

2007年4月18日

以下の発言は「日本の知事に何が問われているのか」アンケートに参加して頂いた方々による発言です。

【問A】 地方の自立やそのための分権の動きが進められています。 日本の知事はそうした分権改革や自立のリーダーとしてその先頭になって取り組んでいると思いますか。
・次の中から1つだけ選んでください。
・また、その選択肢を選んだ理由についてご自由にお書きください。

1.かつても今もそう思う。
2.かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。
3.かつてはそう思ったが、今は思わない。
4.かつても今もそう思わない。
5.どちらともいえない。
6.分からない。

【問B】 日本の知事はこれまで(このアンケートで)お聞きしたような様々な課題や問題に直面しています。あなたはその解決を現在の日本の知事に今後、期待できますか。
・次の中から1つだけ選んでください。
・また、その選択肢を選んだ理由についてご自由にお書きください。

1.期待できる。
2.期待できない。
3.人による。
4.どちらともいえない。
5.分からない。

「日本の知事に何が問われているのか」に 私もコメントする / 見る

職業 国家公務員  年齢 44  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・ごく一部の知事は改革に取り組んでいるように思うが、基本的に総務省を通じて国からカネを引き出してくるのが仕事、という制度的構造にはまっている(安住している)から。

【問B】
・人による。
・制度的に国依存を許す仕組みを直さなければ、行政サービスを節減しようとする知事よりも、それを削らずに維持してその財源を国に求めようとする安易な知事の方が人気を博することになる。その状態を乗り越えて改革する知事は稀であろう。

職業 国内企業  年齢 51  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思ったが、今は思わない。
・浅野元知事の発言などを聞いていると自らつくった借金についての当事者意識がまったく感じられない。

【問B】
・人による。
・知事間に競争原理が働くようになればよい。知事の中には、優れた人もいるが、見かけ倒しの人も多い。

職業 国内企業  年齢 49  性別 男性

【問A】
・分からない。
・国・市に対しては身近に感じるが、都道府県に対しては、離れた感覚を持つ。つまり、何を具体的に行っているのか、議員を含めて見えにくい。私は転勤族なので特に顕著に感じる。

【問B】
・人による。
・ビジョン・ミッション・パッション等のコンピテンシーを備えた知事が誕生すれば可能。

職業 国内企業  年齢 29  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。
・古いですが、長野の田中知事など独自性を持った思想で行政に当たる知事が増えてきた様に感じる。簡単に言うと顔を知っている知事が増えた気がします。

【問B】
・人による。
・これだけ難しい問題を解決出来るだけの能力、人脈、意思力、カリスマ性を持った人材がそんなに沢山いるとは思えない。ただし、今後、社会的起業家のような社会に貢献しながらビジネスマインドをもった人が増えてくる事を期待しているので、そういう人が政治家とは違う方向性でもっと積極的に知事選に参加出来る仕組みを作るべきである。

職業 国内企業  年齢 69  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。
・バブル期は国の政策に従い、不相応な箱物を考えも無く造ってしまった。この不況期を通じて、地方自立の意識は高くなっていると思う。

【問B】
・人による。
・選挙制度がまだ人気投票的。従って望ましい人が必ずしも期待通りに知事として働けるとは思わない。

職業 国内企業  年齢 55  性別 男性

【問A】
・どちらともいえない。
・知事によって対応が異なっていると思われるので。積極的に対応している知事もいれば、旧態依然とした活動しか行っていない知事もいるように思われ、一括りにして「先頭になって取り組んでいる」とか「取り組んでいない」と判断できる状況ではないと思います。

【問B】
・人による。
・知事一人が頑張っても解決できる問題ではなく、住民との協働なしでは実現できないと思われる。現実を踏まえて知事自身が相当の信念と覚悟を持って取り組まねばならず、それだけの信念と覚悟を持った人が増えることを期待するが、住民も地域への利益誘導型政治の考えから脱却し自分の子供や孫の時代を考えて投票するよう意識改革が必要と思う。

職業 国内企業  年齢 55  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思う。

【問B】
・人による。

職業 国内企業  年齢 56  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・目に見える形での成果が不詳。(ある意味では仕方ない、時間の問題もあるか)

【問B】
・人による。
・問27で回答の通り。

職業 メディア  年齢 34  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思ったが、今は思わない。
・梶原知事会長時代は国にモノ申す姿勢があった、麻生知事にはその姿勢はなく、陳情型に逆戻りである。

【問B】
・人による。
・47人もいれば、期待できる人とできない人がいるのは当たり前。

職業 メディア  年齢 42  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない

【問B】
・期待できない。

職業 メディア  年齢 59  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・東氏に対する判断は、知事になられてまだ日が浅いので、控えますが、他の現職の方々の中で粉骨砕身、指導力を持って改革に取り組む人は私には見当たりません。

【問B】
・人による。

職業 国内企業  年齢 60  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・分権という理念に言及しても、具体的な政策、施策をどう実現するのか、具体的、実践的な取り組みが十分ではない。時に、それぞれの特殊利害に拘泥する発言や動きも目につく。

【問B】
・人による。
・結局は、知事が、どんな理念、構想、政策を持ち、どれだけ、実現への意志と行動力を持っているのかにかかる。だが、個人の資質、能力には、当然、違いがあるだろう。

職業 メディア  年齢 54  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・地方が自立を求める具体例に欠ける。

【問B】
・人による。
・強いリーダーシップと明確なビジョンを実践できるのは、人の能力による。

職業 国内企業  年齢 59  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思ったが、今は思わない。
・改革派の退場が目立つ。

【問B】
・人による。

職業 その他  年齢 43  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・特に最近では、そういう意欲のある(と評価を受けて当選した)知事もいるが、依然、総じて「知事」というと、昔ながらで、いざとなると国からの補助・助成を求めているように思われる。「県」といっても、規模的に、自立は難しい規模のものも多いのかもしれない。

【問B】
・どちらともいえない。

職業 その他  年齢 61  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・強力なリーダーのもとで、国の決断によってしか地方分権は実現しない。

【問B】
・人による。
・まさに、人による

職業 その他  年齢 50  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・地域間格差はあると思うが、任期満了まで大過なく過ごせば良いと考えている知事が多いのではないか。総合的な視点で都道府県を経営しなければならないと言う大きな責任を負うのは避け、いまだにいかにしていかなるルートで地方交付税を獲得できるかに汲々としている感がある。

【問B】
・期待できない。
・これまでの日本を支えてきた行財政システムを踏まえた上で立候補・当選した知事が、自らを変革の能動者と意識できるものではない。

職業 その他  年齢 69  性別 男性

【問A】
・かつてはそう思わなかったが、今はそう思う。
・改革派知事の増加。

【問B】
・人による。
・現在の知事は、守旧派から改革派まで色々いる。改革派なら改革へ進むが、これも人次第である。

職業 その他  年齢 69  性別 男性

【問A】
・かつても今もそう思わない。
・分権改革派の主張は基本的に"金は国が面倒みろ、使い方は地方に任せろ"で昔も今も変らず。真の分権とは言えぬ。

【問B】
・期待できない。
・地方分権の推進を知事に期待すべきではない。知事は地域の利益代表であり地域エゴに陥りやすい。地方分権とはそれ自体が目的ではなく日本国民全体のより豊な生活を実現するための効率的な統治形態の問題であり、中央政府が主導的に取り組むべきもの。

職業 その他  年齢 77  性別 男性

【問A】
・分からない。
・都合のよいときに自立、分権を主張するように見える。本音はよくわからない。

【問B】
・人による。
・有権者が適当な人物を選ばなければならない。