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第7回エクセレントNPO大賞 受賞者インタビュー

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地域の課題に気づきやすいという組織の特徴を活かしつつ、
フィードバックも踏まえ、今後はより戦略的に活動したい

「第7回エクセレントNPO大賞」
チャレンジ賞 受賞

金本秀韓氏
(特例認定特定非営利活動法人とりで 理事長)



―「第7回エクセレントNPO大賞」では、これから新たに自己評価をしようという方たち、あるいは、まだ評価にあまり慣れていないかもしれないという方たちのための「チャレンジ枠」をつくろうと、昨年から試行を重ねておりました。なぜかというと、この「エクセレントNPO大賞」はリピーターが6割を占めていて、リピートしている団体の方がどうしても有利になってしまうのですね。

 そんなこともあり、評価基準をもう少し減らして、取っつきやすい形の枠をつくらせていただきました。ただ、今回は応募をオープンにしない中で、どれだけご協力いただけるだろうか、という手探りの状態だったのですが、こうして皆さんにご応募いただいて、本当にありがたく思っています。そんな中で、最も高い評価を得られたのが、「とりで」です。おめでとうございます。

金本:ありがとうございます。


―たぶん、従来の本賞で応募されてもかなり上の方に行かれるくらい、高い実力を発揮されていたと思います。まず、ご応募しようと思ったきっかけ、動機はどのようなものでしょうか。

金本:前回も応募しましたが、そのときは、他の助成金に応募するような感覚で、軽い考えで応募した、というのが正直なところです。ただ、その応募に対してのフィードバックをいただき、その中にかなり、うちの法人の活動に活かせるような助言が多くありました。ですので、今回の応募には当然、それを活かして記載しましたし、活動にもそれを活かしましたので、応募するだけで非常に価値があるのかな、ということを感じています。もちろん、どこかで何か受賞ができれば、という思いもありましたし、団体の活動の振り返りにつながれば、というのが大きな動機です。


―ありがとうございます。この賞には15人くらいの審査ボランティアがいて、多くの人は官僚なのです。いろんな思いを抱きながら、悩みに悩んで審査していたのですが、今の言葉を聞いてすごく感激すると思います。
 実際に、応募用紙を見たのですが、すごく短期間のうちに、組織の規模、活動の規模が大きくなっていませんか。

金本:そうですね。毎年毎年活動していく中で気づいた課題、地域の子どもたちやかかわる家庭からの声を聴きながら、すぐにでも何かをしたいという思いを割と感じやすい団体なので、できることは「次は何か、次は何か」という形で、毎年活動を積み重ねていった、というのが実感としてあります。


―でも、やりたいという思いに計画と資金がついていかないと、普通はあそこまで大きくなれないので、そこは非常に戦略的に活動されているのではないですか。

金本:「戦略的に」と言えば、非常に良い響きなのですが、正直、行き当たりばったりというか、やりながら考えるスタイルを取ってきました。結果、うまくいった部分があったというだけで、一見、危なっかしいような事業展開という側面もあったのは否めないので、今後はしっかり事業計画を練り、今回のフィードバックもしっかり参考にさせていただきながら、団体をより良い方向に改善していきたいと思います。


―実は、「チャレンジ賞」では、組織力の基準を少なくしているのです。一方、今回の評価基準は「人材育成」という点を新しく入れました。支える人がいないと続かないじゃないですか。我々も、基準の作り方についてもう少し改めないといけないとは思っているのですが、ぜひ人材育成の基準なども活用して、今度は従来の本賞にチャレンジしていただければと思います。

金本:次は本賞へのチャレンジということで応募させていただきたいと思います。


―お待ち申し上げております。おめでとうございました。

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